連休明けの朝、仕事に向かおうとすると吐き気や腹痛が起こる。休日には落ち着いていたのに、出勤を考えると体調が悪くなる。このような状態に困っていませんか。
10月に異動や担当業務の変更があった方は、新しい環境に慣れようとするなかで、負担が重なっているかもしれません。仕事内容が変わっていなくても、忙しさや人間関係が影響することがあります。
体の症状として現れるストレス
ストレスが続くと、不安や緊張に加えて、胃の不快感、腹痛、動悸、頭痛、眠りにくさなどが現れることがあります。体の症状が中心で、自分では気持ちの変化に気づいていない場合もあります。
ただし、出勤前に症状が出るからといって、原因がストレスだと決まるわけではありません。胃腸などの病気が関係していることもあるため、症状が続く場合は内科などでの確認も大切です。
「いつ、どんな場面で」を整理する
まずは、症状が出た時間や場面を簡単に記録してみましょう。「前日の夜からつらい」「通勤途中で強くなる」「特定の業務を考えると悪化する」といった違いが、負担を整理する手がかりになります。
睡眠や食事を確保することに加え、業務量や締め切りを調整できないか、上司や産業医に相談する方法もあります。体調を整える工夫だけで抱え込まず、負担そのものを見直すことも必要です。
心療内科・精神科に相談する目安
症状を繰り返す、欠勤や遅刻が増える、眠れない、食べられないなど、生活や仕事に影響している場合は、心療内科や精神科への相談を検討してください。
仕事のストレスに関連する不調には、適応障害、うつ病、不安症などが関係することもありますが、症状だけで自分で判断する必要はありません。診察では、体調の変化と仕事の状況を一緒に整理します。
受診時は、「いつから」「休日との違い」「仕事や睡眠への影響」を伝えると役立ちます。うまく説明できる自信がなくても、メモを見ながら話して構いません。


