もちろん「学校へ行きたくない」という一言だけで、甘えや怠けと決めつけることはできません。一方で、その一言だけから病気だと考える必要もありません。まずは「そう感じているのんだね」「話してくれてありがとう」と受け止めてみましょう。
理由を聞いても、「わからない」「なんとなく怖い」としか答えられないことがあります。子ども自身も、何がつらいのかをまだ整理できていないのかもしれませんし、そもそも大人と違い自分自身のことを言葉でうまく表現できなくいことの方が多いものです。
保護者の方は不安や焦りの感情にまかせて「どうして行けないの」と繰り返し尋ねるより、「今は話せなくても大丈夫」「話したくなったら聞かせてね」とだけ伝え、少し時間を置いてもよいでしょう。
登校できるかどうかだけに注目せず、眠れているか、食事をとれているか、表情や会話に普段との違いがないかを見るようにしましょう。「今日、学校へ行けるか」よりも、「今、どのくらいつらいのか」を知ろうとする姿勢が、その後の支援につながります。


