9月になり、「朝、仕事へ行くのがつらい」「夏休みの後からやる気が出ない」と感じる人がいます。一般に、このような秋口の心身の不調は「9月病」と呼ばれることがあります。
ただし、9月病は医学的な診断名ではありません。決まった病気を指すのではなく、休暇後の生活の変化、夏の疲れ、仕事のストレスなどが重なって生じる不調を表す通称です。
長めの休暇では、起床時刻や就寝時刻、食事の時間が普段より遅くなりがちです。休暇が終わると、体と気持ちが十分に慣れないまま、通勤、対人関係、締め切りなどが一度に戻ってきます。9月は上半期のまとめや人事異動、業務計画の見直しなどで負担が増える職場もあります。厳しい残暑による睡眠不足や疲労も、気力や集中力を低下させる一因になります。


