もともと、まじめで責任感が強い方や、失敗を避けようと慎重に物事を考える方は、不安を抱え込みやすい傾向があります。ただし、これは決して「性格が悪い」「弱い」という意味ではありません。まじめさや慎重さ、責任感の強さは、本来、仕事や人間関係において大きな長所でもあります。
一方で、疲労やストレスが重なっている時期には、その長所が自分を追い込み、不安や心配を強める方向に働いてしまうことがあります。「もっと頑張らなければ」「失敗してはいけない」と考え続けることで、心が休まらなくなってしまうのです。
不安症は、本人の努力不足や性格の問題ではなく、さまざまな要因が重なって生じるものです。まずは、自分のまじめさや責任感を否定するのではなく、大切な長所として認めながら、上手に付き合っていくことが大切です。


