HOME 院長ブログ 朝起きられないのはなぜ?9月に見直したい睡眠と生活リズム

夏休みやお盆休みが終わり、生活は通常に戻ったはずなのに、「朝がつらい」「目覚ましが鳴っても起きられない」という人がいます。

9月はまだ暑い日も多く、夏の間に乱れた睡眠のリズムが十分に戻っていないことがあります。また、朝起きられない理由は睡眠時間だけとは限りません。

朝起きられない=怠けではありません

朝起きられない理由はさまざまです。単純に睡眠時間が不足していることもあれば、なかなか寝つけない、途中で何度も目が覚めるなど、十分な睡眠がとれていない場合もあります。

夏休みや休暇中に就寝・起床時間が遅くなり、そのリズムが戻っていないこともあるでしょう。

「起きなければ」と思っているのに体が動かないと、自分を責めてしまうことがあります。しかし、まず必要なのは気合ではありません。

何時に寝ているのか、実際に何時間くらい眠っているのか、休日は何時まで寝ているのか。一度、現在の睡眠を具体的に振り返ってみましょう。

休日の寝だめにも注意

平日の睡眠不足を補うため、休日は昼まで寝ているという人もいるでしょう。疲れているときに少し長く眠ること自体が悪いわけではありません。

ただ、平日と休日で起床時間が大きく異なる生活が続くと、週明けに再び早起きすることがつらくなる場合があります。

特に「月曜日になると起きられない」という人は、平日の睡眠時間だけでなく、休日の過ごし方も確認してみましょう。

休日にたくさん寝ることだけで解決しようとせず、そもそも平日に必要な睡眠時間を確保できない理由を考えることも大切です。

眠ろうと頑張りすぎない

「明日は仕事だから早く寝なければ」と思うほど、かえって眠れなくなることがあります。

布団に入ってから時計を何度も確認したり、翌日の仕事について考え続けたりすると、ますます目がさえてしまうこともあります。

寝る直前まで仕事をする、スマートフォンを長時間見る、夜遅くにカフェインをとるといった習慣がないかも確認してみましょう。

眠ることそのものを頑張るより、夜になったら少しずつ活動量を落とし、眠りやすい環境を整えていく方が現実的です。

睡眠以外の変化にも目を向ける

朝起きられないことに加えて、「仕事へ行くことを考えると気持ちが沈む」「何もしたくない」「休日も楽しめない」といった変化が続いている場合には、単純な睡眠不足だけではない可能性があります。

反対に、強いいびきや睡眠中の呼吸停止を指摘されている、十分眠っているはずなのに昼間の眠気が強い場合には、身体的な原因を確認する必要があります。

大切なのは、「朝起きられない」という一つの症状だけで原因を決めないことです。

9月になっても朝のつらさが続いているなら、睡眠時間だけでなく、気分や体調、仕事の負担を含め、生活全体を一度振り返ってみましょう。

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吉祥寺クローバークリニック
院長
備瀬 哲弘
  • 精神保健指定医(厚生労働省)
  • 日本医師会認定産業医
  • 労働衛生コンサルタント(厚生労働省)
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